京都の豊富な地下水にささえられ、1933年の創業当時から旗や幕、のれん、のぼりなどを染める印染(しるしぞめ)工場として様々な商品を製作してきました。
社名の西田惣染工場(にしだそうせんこうじょう)は創業者西田惣次郎の「惣」の一文字をいただいています。
市場のニーズが高いポリエステルや旗に適したアクリル素材、天然繊維の木綿や麻などなどの幅広い素材への染色に対応しています。
将棋の駒や、トランプのカードに表と裏があるように、生地にも表と裏があります
当社では、染められた生地を裏側から見た時、表側と同じ色合いになるように工夫して染色を行っています。
旗や幕、のれん、のぼりは、飾った時に生地の裏側も目に触れますので、両面染めることにより、視認性を良くするといった機能性もさることながら、さりげなく高級感を演出できる仕上がりを目指しています
※両面染めの場合・・・裏側から見た時、文字やマークは反転します。
以前作った旗が破けてしまった・・・のれんの色が褪せてしまった・・・など、使用環境や使用状況によって違いはあるものの、染物の経年劣化は避けられません。
一度製作していただいたお客様の加工データは、大切に保管しておりますので、リピートオーダーには即座に対応いたします。
また、初めてのお客様にも丁寧にご要望をお伺いし、一貫生産の工場ならではの、納得のいくサービスをご提供いたします。
旗や幕、暖簾などのオーダーメイド品の他、そめたろオリジナル商品の制作なども手がけております。生地の素材を生かした染色をお考えの方は、ぜひご参考にしてください。生地や用途、デザイン、ご予算などにより本染や顔料プリント、デジタル染色(昇華転写・インクジェット)などのさまざまな染め方でオーダーメイド品をお作りさせていただいております。
また、制作事例にない商品のオーダーも可能な場合はお受けいたしますのでお気軽にご相談ください。
皆さんは旗、幕、暖簾、のぼり、法被などで利用される染色工法ってご存知ですか?
一言に染色工法といっても様々な技法や、工夫が多く詰め込まれているんです。
こちらでは当社で行っている染色工法について実例と現場の裏話(?)を交えて社長の西田と工場長の大橋がお伝えいたします。
ご希望の商品内容やご使用方法などをお伺いし、目的にあった生地や染色方法をご提案させていただきます。お見積りを作成いたしますので、内容をご了承いただいた上でご注文くださいませ。
生地の前処理や頂いたデータの調整、スケッチや見本からのデータ作成、染料の調色・調液、製版などを行います。必要に応じてサンプル作成や色校正も行います。
伝統技法や最新技術を駆使し、丁寧に染め上げていきます。
洗濯、縫製、アイロンなど必要な後工程を経て、商品に仕上げていきます。
一枚一枚、厳格な検品を行い、ご指定いただいた納期に商品をお納めいたします。